はじめに
私たちが生活する静岡市の30年後の未来が輝いていると考える人は多くいるでしょうか。子どもたちが大人になり、青年が現役世代の年長者となる30年後をイメージすること自体、あまりしないことかもしれません。しかし、その時は必ず訪れます。未来に輝いているまちをイメージすることができないとすれば、果たしてこのままで良いのでしょうか。まちの明るい未来を思い描くためには、そのための課題があり、その課題を解決するため、30年後も当事者意識を持つ私たち青年だからこそ、今、できることがあります。
私は、このまちの輝く未来を思い描くことができます。人びとの幸福度が向上し、持続性の高い地域経済を実現する先進都市としての未来を思い描くことができます。
そのために、地域を豊かにしようとする多くの人財が、人や地域との多様なつながりを活かしてまちの交流人口や関係人口を拡大する、活力溢れるまちを目指していきます。
2008年以降、国内は、少子高齢化によって人口減少時代を迎えています。静岡市も生産年齢人口が減少することが見込まれており、人手や生産量といった物量に頼るだけでは、まちの活力を維持することが困難な時代になっています。しかも、2020年、新型コロナウイルス感染症により人の行動が制限されて、このまちに訪れる日本全国、世界各地の人の数やこのまちと関係を持つ機会が減少し、まちの活力が失われる要因となっています。コロナ禍の中で、活気が失われたまちに活力を与えていくことも大きな課題ですが、コロナ禍が収束したのちに、このまちの交流人口と関係人口を拡大してまちの活力を高めていくことが、今後の重要な課題となっています。
このような現状からすると、まちの明るい未来を思い描くことは難しいと思われるかもしれません。しかし、このまちには、依然として、未来をより良く変えたいと考える多くの人財があることに着目することができます。たとえ、生産年齢人口が減少する時代であっても、一人ひとりのまちに対する行動の質が高まれば、まちへのインパクトは大きくなります。まちへのインパクトは継続していきます。地域に貢献する人財が増えれば、このまちの魅力は必ず向上します。私たちが生活するまちを「地域のため活躍する人財が溢れるまち」にすることができれば、まちに大きな活力を与えることができます。
今までの価値観が変容し、新しい時代を迎えざるを得ない今だからこそ、このまちに本当に必要な本質を追求することができます。「リモートワークを活用しよう」、「デジタル化を加速させよう」、これまで何となく従っていた価値観や固定概念を変革した新しい考え方が、これまで以上に多くの人に共感を与えることができます。
社会環境の変化に着目すると、科学技術の急速な発達を感じることができます。ICT技術の発達によって、今では、オンラインで、全世界の人びととのネットワークを作ることができます。デジタル技術は、情報の集約化を容易にし、誰でも有益な情報を入手して活用できる時代になっています。テクノロジーの急速な発達は、1人の人間が持つ生産性や影響力を大きく飛躍させる可能性を持っています。
社会の変化とそれに伴う技術の革新によって、アフターコロナの時代には、まちの活力を飛躍的に向上させることができます。このまちの人財が、まちの活力を高めて未来を輝くものにするためのチャンスが、今、まさに訪れています。
2022年度、静岡青年会議所は、新しい時代における大きなチャンスを最大限に活かします。そして、このまちの未来を輝くものにしていきます。
■まちの活力向上のため必要なひとづくり地域のため活躍する人財の育成と拡大
まちの活力を高めて、持続的なものとするためには、地域をより良く変えようと考え行動する人財を育成し、拡大していくことが不可欠です。そのためにまず、静岡青年会議所の会員が地域のため活躍する人財へと成長しなければなりません。また、静岡青年会議所と行動をともにするパートナーからこのまちの人びとへと影響を与えて、これまで以上に多くの人びとを地域に貢献する人財へと変えていかなければなりません。会員ひいてはこのまちの人びとが、このまちの人財へとさらに変わるためには、静岡青年会議所の「ひとづくり運動」が最大の成果を出す必要があります。青年会議所は、まちの活性化を目指す過程で、仕事では決して得ることができない人脈や経験、学びを得ることができます。静岡青年会議所の活動から得られる成果をより確かなものとし、この成果を多くの人に伝えることによって地域のために行動する人財の育成と拡大を図ります。
静岡青年会議所の会員を、地域に活力を与える人財へと成長させるためには、会員に成長の機会を与え続ける団体でなければなりません。そのためには、地域にインパクトを与えるための方法論をはじめとして、会員がいつでも学ぶことができる環境がなくてはなりません。静岡青年会議所だけでなく、日本青年会議所や他の青年会議所で実施された優れた事業やセミナーの動画や資料を会員がいつでも参考にすることができる仕組みやプラットフォームを作ることは、会員の成長とまちづくり運動に取り組む意欲を高めるために有益です。青年会議所から得られる学びをより深いものとすることで、多くの実践を生み出し、まちに活力を与える組織へと変えていきます。そして、卒業を迎えた会員が、青年会議所で得た学びを次代へと継承し、その学びを社業や地域のため活かすことができる組織を目指します。
静岡青年会議所の運動をより大きなものとするためには、静岡青年会議所に魅力を感じて入会する、意欲溢れる多くの仲間を増やすことが不可欠です。そんな新しい仲間を増やすためには、会員全員が会員拡大に取り組むことが必要であり、一人ひとりが静岡青年会議所の魅力を伝えられることが不可欠です。そのためには、静岡青年会議所への入会を考える青年経済人やその所属する企業、団体に、静岡青年会議所の活動から得られる成果を伝えられる仕組みを作ることが重要です。また、数多くの青年経済人に静岡青年会議所の魅力を伝えるためには、新たに会員となりうる青年経済人の情報をできる限り多く収集して会員間で情報の共有を図り、より魅力が伝わりやすい環境を作らなければなりません。その上で、新たに入会をした会員には、主体的に事業に参画する機会を提供して、事業を創る楽しさを伝えていきます。静岡青年会議所から得られる成果をより確かなかたちで伝えることで、様々な活動に意欲的に取り組む仲間を増やしていきます。
■輝く未来に向けて地域活性化につながる次世代の育成
少子化によって引き起こされる問題を解決するためには、次世代の育成について考えることが重要です。私たちが住み暮らすこのまちを持続可能な地域にしていくためには、企業、家庭、地域において次世代育成の意識を高めることが必要であり、社会総がかりで取り組む必要があります。次世代の育成にあたって、未来に無限の可能性を持つ青少年の成長を最大限促すことが最も重要であることに間違いはありません。その中で、このまちが抱える問題を克服して持続可能な地域を実現するためには、青少年育成の成果が地元に還元されて、地域の活性化につながるものにする必要があります。長年に渡ってまちづくり運動と青少年育成事業に携わってきた静岡青年会議所だからこそ、まちの活力の向上につながる次世代の育成を実現することができます。
静岡には、世界に誇ることができる素晴らしい都市環境や自然環境、歴史、文化があり、これらまちの魅力が優れた魅力であることを意識して伝えられる青少年の育成が必要です。多感な時期に、静岡の魅力を青少年が知ることは、将来、国内や世界を舞台として活躍する中で、郷土愛を持ち、地元を想う気持ちを高める上でも重要です。自身が育った地域の魅力を伝えて、自身の持つ個性や特徴を表現することは、グローバル化によって様々なものが画一化しつつある社会の変化にも応えることができます。青少年の未来、そしてこのまちの未来をより豊かなものとするため、地元の魅力を表現することができる青少年の育成に取り組んでいきます。
現在、社会では、テクノロジーが急速に発達し、Society5.0と呼ばれる時代がすぐそこに来ています。VRが進化して仮想現実で生活する時代もそう遠くはないのかもしれません。このように、時代の進展とともに社会が物質面で豊かになっているにもかかわらず、未来の社会は明るいと考える青少年は少ないと実感します。このまちの未来をより良い方向へと変える次世代を育成するためには、まず、青少年が未来の社会に希望を持つことが必要です。その上で、青少年が自発的に未来をより良いものに変えたいという意志を抱く機会を創出しなくてはなりません。次世代に向けた意識を高めることは、青少年の価値観を今だけ、金だけ、自分だけという短期的な価値観から長期的な価値観やサステナブルな価値観にさらに変化させる上でも重要です。青少年が、先駆者の気概や最先端のテクノロジーに触れる機会は、青少年に、興味関心を抱かせるだけでなく、未来の社会に希望を与え、未来をより良くしようとする気持ちを高めることができます。青少年の次世代に向けた意識を高め意志へと昇華させることにより、持続可能な地域の実現を目指していきます。
■地域に活力をもたらす世界とつながるまちSHIZUOKAの実現
まちの活力を高めるためには、コロナ禍によって失われた交流人口を取り戻し、関係人 口もより拡大しながら、内需も外需も獲得することができる地域になることが必要です。そのためには、コロナ禍によって新しい時代を迎えざるを得ない今だからこそ、注目されるべきチャンスを活かさなければなりません。世界との距離が急速に縮まる昨今、このまちを「世界とつながるまち」にすることで、まちを活性化する大きなチャンスを活かすことができます。「世界とつながるまち」とは、言い換えれば、世界とのつながりを活かして、「世界を含めた知見によりまちの価値を高められるまち」であり、「地域に今ある魅力を世界に発信することができるまち」です。このまちを「世界とつながるまち」にすることによって、交流人口と関係人口を拡大し、地域に大きな活力を与えることができます。
生産年齢人口が減少する時代において、人手や生産量といった物量に頼るだけではまちの活性化は困難であり、まちの活性化を実現するためには、モノやサービスそれ自体を高めるだけではなく、それらに加える価値を高めることが必要です。このため、このまちでしか提供できない価値は貴重であり、地域に今ある素材、ストーリーや共感を活かしてまちの価値を高めていくことも重要です。同時に、デジタルやICT技術の発達によって質の高い有益な情報を容易に入手できることができる機会を活かし、集約した情報から得られる強いニーズに応えてまちの価値を高めていくことも必要です。多くの人が関心を寄せる、高い価値を提供することができるまちづくりを目指してきます。
デジタルやICT技術の発達は、遠隔地の情報伝達はますます容易にし、このまちと全国各地、世界各地との新たなネットワークでさえも容易に作ることができます。このまちと世界とのネットワークを大きく拡大することができる時代を迎えています。このまちの魅力を発信して、このまちへの交流人口と関係人口を拡大してくためには、ICT技術やデジタル技術を利用したまちの魅力の発信が必要です。しかし、それだけではなく、このまちの人びとと、全国各地、世界各地の人びととの関係の構築が重要です。このまちと日本全国、世界各地とのつながりを作り、つながりを継続的なものとすることによって、このまちの魅力を世界へと継続的に伝えることができるまちを目指していきます。
■人と人のつながりを大切にする組織に地域循環共生圏の確立
私たちの生活に大きな影響を与えたコロナ禍は、まちがこれまでにない危機に直面した場合に、地域同士との連携を形成し、相互に内需を獲得することの重要性を改めて認識する大きなきっかけになっています。私たちが多くの人とつながりを作ることは、自身の社業を盤石にするだけでなく、周囲から刺激を受けて、自身をより積極的、前向きな気持ちへと意識を変えることができます。このまちが今のニーズも未来のニーズも獲得する持続可能な地域にするため、静岡青年会議所は、人と人とのつながりを大切にして多くの人と交流することができる組織となることを目指します。そして、会員、地域、まちの人びととのつながりを作り、互いに強い信頼関係で結ばれた関係にしていきます。
静岡青年会議所の運動をさらに大きなものにしていくためには、地域との連携や多様なつながりを作り、大切にすることができる組織にならなければなりません。そのために、静岡青年会議所は、多くの出向者を輩出し、出向先の行事への参加を促進することによって、会員が、出向先の関係者と多くのつながりを大切にすることができる組織を目指します。また、出向で得られる成果を会員全体に還元することができる組織を目指します。来静者や他の青年会議所の会員に対しては、このまちにまた来たいと思える関係を作り、会員とのつながりやこのまちとのつながりを作っていきます。1つの目的に向かって協力し合える多くの仲間を作ることによって、互いに高め合い支え合える関係を作ります。そして、静岡青年会議所の運動に積極的、前向きに取り組む気持ちを大きなものにしていきます。
静岡青年会議所が多くの人とのつながりを作るためには、会員に活動の意義を伝え、共有することが重要です。そして、活動を多くの人に伝えて、多くの人びとが関心を持つことが必要です。この組織の活動を広く伝えることは、青年会議所の運動そのものであり、SNS、ホームページを活用して継続的、効果的に発信し、運動をかたちにしていかなければなりません。その際、担当委員会と連携を取り、質量ともに充実した広報をしてくことが重要であり、会員や市民の行動を促す広報をしてくことが重要です。静岡青年会議所の活動をこのまちの人びとに伝え、このまちで信頼を得るためには、静岡青年会議所の活動を積極的に発信する会員を増やしていくことが不可欠です。多くの関係諸団体とのつながりを大切にすることは、まちづくり運動の更なる活力となります。1年の終わりには、会員の活動を支えた家族に対して、静岡青年会議所の運動の魅力と成果を伝え、会員と家族との信頼関係を築いていきます。
■世界に輝くSHIZUOKAに向けて大会開催を見据えた持続的な発展
2024年度までの運動指針として「先進100万人都市輝く静岡」の実現を目指す静岡青年会議所は、このまちの交流人口と関係人口を拡大し、人びとを地域に貢献する人財へと変えていくため、国際アカデミーの誘致を目指しています。国際アカデミーとは、80カ国の各国青年会議所のリーダーと日本全国約100名の参加者が、所属する国や地域で活躍する人財となるため毎年日本の開催地に集まって開催する研修事業です。単年度制の青年会議所において、世界各地や日本全国の参加者が参加する大会で最大の成果を出すためには、組織の長期の運動指針を会員が共有し、大会の開催に向けて組織を持続的に発展させていくことが不可欠です。そのために、大会誘致に向けた活動を行うだけでなく、主管として大会が開催された場合に事業計画の根幹となる会場の選定、外部協力者との協力関係、予算計画を検討し、会員とこのまちの多くの人びとを巻き込む事業モデルを策定することが重要です。また、未来に広がる運動の計画を会員に明らかにして、大会開催時に必要な人財の配置を明確にする必要があります。同時に、まちにインパクトを与える事業の儀形を会員に提供することで、洗練されたまちづくり運動を行うための事業モデルを会員に伝えていきます。静岡青年会議所の運動を持続的に発展させて、未来に大会準備委員会としての確かなかたちを築きます。
■地域に活力を与える運動を最大化する組織へ会員のエンゲージメントを高める組織運営
静岡青年会議所の意思決定は、定款に則った意思決定がされなければならず、会議所という名のとおり、物事を会議や総会という民主的プロセスを経て決定をしなければなりません。この意思決定のプロセスの中で、地域にインパクトを与える運動を生み出す組織になるためには、限られた時間で最大の効果を生み出さなければならず、この意思決定手続きに、会員が青年会議所の運動理念に基づいて能動的に参加することが不可欠です。同時に、会員が手続を経て決定された内容を自分事としてとらえる強い当事者意識を持つことが必要です。その中で、国際青年会議所100年の歴史が生み出して長年受け継がれた事業構築方法を実践して、質の高い事業計画を策定することも必要です。会議に臨む前の準備段階も重要なプロセスの1つと捉え、会員相互の報告や相談を促すなど意思決定の1つ1つのプロセスを意義あるものとすることにより、静岡青年会議所の運動を最大化することを目指します。
静岡青年会議所の運動がこれまで以上の成果を出すためには、会員一人ひとりの貴重な時間を最大限に有効活用して、効率的で生産性の高い会議運営を行う必要があります。そして、会議や総会で決定された内容を会員全員が共有することが不可欠です。青年会議所という組織を運営する以上、会員のエンゲージメントを高める必要があり、会員が1つ1つのプロセスの意義を見出し積極的、前向きに取り組む気持ちを大切にすることが組織力を高める上で重要です。そのためには、青年会議所の理念と日々の運動を結びつけることで会員が取り組む意欲を最大限高める組織運営がなされなければなりません。他方で、ICT・デジタルの活用が進む時代においては、会議や総会で共有する情報を効果的に提供 することができます。集合が困難な緊急時であっても、オンラインを利用した手続きを実施できます。困難な状況にもしなやかに適応できる組織運営を目指していきます。
■地域社会から信頼され必要とされる組織へ地域連携を促進する持続可能な組織の構築
現在、世界では持続可能な開発目標としてのSDGsのほか、企業価値を測る視点としESGという基準が重視されています。静岡青年会議所が、会員ひいては地域から信頼される組織となり、会員及び地域の活性化を継続する、持続可能な組織になるためには、法令順守の観点で管理・監督がなされるだけでなく、適正で効果の高い財政運営が継続されなければなりません。同時に、環境的な視点や社会的な視点にも配慮が行き届いた組織になることが求められています。青年会議所は、静岡県内で20、日本全国で700近い青年会議所が存在し、100か国を超える国家青年会議所が存在するため、他の青年会議所との互いの知見を共有し信頼関係を構築し得る密なる連携によって、静岡青年会議所の運動をより大きなもの、持続的なものにすることができます。他の会員会議所との密なる連携によって、組織力を高め、持続可能な組織を構築していきます。
地域に根差した運動を展開する青年会議所にとって、地域同士のつながりを深めることは運動の効果を高め、組織の持続可能性を生み出します。そして、会員の信頼を得ること、まちの信頼を得ることが地域社会から信頼され必要とされる組織を造ります。静岡青年会議所の予算の殆どは、会員が拠出した会費であるため、会員の納得が得られる財務運営がなされなければなりません。外部から得られた収入についても、適切に利用がされ、静岡青年会議所に対する信頼に応える財務運営がされることが不可欠です。コンプライアンスの遵守の徹底だけでなく、SDGsやESGといった非財務的指標を意識した組織運営や事業構築は組織に対する社会的な信頼を獲得することにつながります。だからこそ、財務やコンプライアンスに対する意識だけでなく、SDGsやESG等の指標に精通した組織を構築することは重要です。日本全国で700近く存在する青年会議所は、青年会議 所同士で連携することで組織や会員が得られる利益があり、地域連携を促進することによって組織力を強化し、組織の持続可能性の向上を期待することができます。これまで以上に、青年会議所同士の連携を推進し、その成果を組織や会員に活かすことで、組織の可能性を拡げていきます。
結びに
2021年度、コロナ禍の影響で1年延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。開催自体が危ぶまれたオリンピック・パラリンピックを世界のため、選手のため開催した熱い想いに感動しました。また、所属する団体やチームのため、勝敗を分ける大事な場面で自身の最高のプレーをする選手に心を動かされました。熱い想いを持つこと、今しかないこの時にベストを尽くすことの大切さを強く実感しました。
青年会議所は、人のため、まちのため、未来のため、明るい豊かな社会のために、熱い想いを持つことができる団体です。
「人を想い、まちを想う」。自分のことではなく、人やまちを想ったときでなければ得られない、素晴らしい成果を追求できるところに、他の団体にはない本質があります。
このまちの未来を光輝くものにすることができる大きなチャンスが、今、訪れています。私たち静岡青年会議所が、熱い想いを持って、行動することができる大事な場面が、今まさに訪れています。
2022年度、静岡青年会議所はその真価を大いに発揮します。
2022年度が終わる頃までに、
青年会議所運動に意欲的に取り組む数多くの会員を育成します。
会員ひいてはまちの人びとを「地域のため活躍する人財」へと変えていきます。
私たちが生活するこのまちを、
未来への希望に満ちた「明日への活力溢れるSHIZUOKA」に変えていきます。