ABOUT JCI Shizuoka

2026年度一般社団法人静岡青年会議所

基本理念

つながりで育む創造性
人びとから選ばれ、活気溢れる
豊かなまち SHIZUOKA へ

基本方針

1. 凡事徹底 高い規律意識が育む信頼される組織基盤
2. 厳格かつ透明性の高い財政基盤
3. 踏み出す勇気がこのまちの輝く未来の創造に
4. 新たなつながりを育み人びとからの共感を得る組織へ
5. 人びとから選ばれ輝く静岡の創造
6. 確かな価値観を表現できる青少年の育成

スローガン

つながりで育む創造性 人びとから選ばれ、活気溢れる 豊かなまち SHIZUOKA へ

理事長所信

一般社団法人 静岡青年会議所 第21代理事長 櫻井 敦也

つながりで育む創造性 人びとから選ばれ、活気溢れる 豊かなまち SHIZUOKA へ

はじめに

 静岡青年会議所は2025年、創立20周年という大きな節目を迎えました。今、私たちはその一区切りを経て、新たに「Vision2030」のもと、未来を見据えた運動の第一歩を踏み出す時を迎えています。私たちが住み暮らす静岡は、南アルプスや駿河湾などの豊かな自然環境、お茶や工芸品、プラモデルなどのこのまちから発展した産業、東京と名古屋から新幹線で1時間の立地環境、商業施設、文化施設、教育機関が揃った都市環境等があり、まちの魅力をさらに活かすことで、より豊かなまちとなる可能性をもっています。

地域の魅力は、人と人、人と企業、人とまちがつながることでより一層輝きを増します。多くのつながりがまちの魅力を高め、魅力がまた新たなつながりを呼び込む。そうした好循環こそが、地域の価値を高めていきます。2026年、静岡青年会議所は「人とのつながり」を最大限に活かして、このまちをさらに豊かなまちにしていきます。

しかし、まちを中心としたつながりは、自然に生まれるものではありません。このまちを豊かにする可能性を活かすことができるかは、このまちを牽引する私たち青年の行動にかかっています。だからこそ、私たちはもう一度、「人とのつながり」を基盤とした組織づくりに立ち返らなければなりません。多くのつながりを築くためには信用される組織である必要があり、厳格な姿勢が求められます。人びとから信頼されることで、地域を巻き込み、新たな価値を創出し、持続可能なまちとして未来を切り拓いていくことができるのです。

未来は創造することで活気に満ち溢れる。

私は、このまちの未来が活気に溢れている姿を想像しています。多くの人びとから関心を集め、地域資源への投資や多様な交流を呼び込むことで、経済と文化が調和しながら発展していく静岡の姿を想い描いています。まちの明るい未来の実現のためには、地域を豊かにしようと想う多くの人財が、多様な「つながり」を拡大していくことが必要です。人と人、人と地域が結びつき、新たな価値が生まれることで、このまちは多くの人びとに選ばれ、未来を託したくなるまちとして、さらに輝きを増していきます。

 

凡事徹底高い規律意識が育む信頼される組織基盤

静岡青年会議所がまちにインパクトを与えられる事業を継続して行うためには、多くのステークホルダーの協力が必要です。その協力を得るためには、地域から信頼され、会員一人ひとりが凡事徹底を心がけ、高い規律意識をもって行動することが重要です。挨拶、礼節、時間厳守、準備や報告など、当たり前のことを当たり前に行うことで、組織としての信頼が築かれます。組織が信頼されるからこそ、多様なパートナーと事業を展開することができ、会員自身も誇りをもって活動することができます。そして、会員が組織に対する誇りをもつことで、規律を遵守する意識が高まります。凡事徹底の精神は、一人の優秀な人財ではなく、会員全員が同じ方向を向き、規律と覚悟をもって取り組むことによってこそ力を発揮します。高い規律意識をもち続け、地域から信頼される組織基盤を育んでまいります。
私たちの運動をより大きな輪とし、このまちに伝播していくためには、多くの人から信頼される組織でなければなりません。そのためには、厳格かつ規律正しい運営を継続していく必要があります。近年、会員の多様化や在籍期間の変化などにより、組織の仕組みや規律の共有方法にも柔軟な工夫が求められるようになってきました。こうした変化は、組織が進化し続けている証であり、今後さらに信頼される組織となるための重要な機会でもあります。だからこそ、私たちは定款や諸規則に込められた理念や意義への理解を深め、組織全体にその本質を浸透させる取り組みを行ってまいります。そして、会議の質を高めていくことで、地域社会から恒久的に信頼される組織構築を目指します。

厳格かつ透明性の高い財政基盤

私たちがこれからも地域から求められるためには、信頼を高めることが必要です。その信頼の基盤となるのが、厳格で透明性の高い財政運営です。資金の使途や運営の在り方を明確にし、公正で開かれた姿勢を示すことは、地域からの期待に応えるとともに、協力や共感を呼び込む力となります。また、その透明性は地域にだけでなく、会員に対しても示されなければなりません。限りある財源が意義ある事業に活かされていると実感できることで、会員の誇りや自信が育まれ、安心して挑戦できる基盤が築かれます。そうした土台があるからこそ、会員一人ひとりの主体的な参画が促され、組織の活力が高まります。私たちは、信頼と透明性のある環境をつくり上げ、地域と会員の双方にとって価値ある組織を築いてまいります。

踏み出す勇気がこのまちの輝く未来の創造に

豊かなまちの創造には、リーダーシップを発揮できる多くの人財が必要です。このまちのことを誰よりも考え、行動できるリーダーが増えることで、地域により大きなインパク

トを与えることができます。そのために、学びの場を充実させ、前向きな気持ちを育むことで、多くのリーダーを育成してまいります。会員が自らの可能性に気づき、青年会議所の魅力と価値を実感することで、主体的に行動でき、このまちに貢献する姿勢が醸成されます。そして、大きな影響を与えられる人財に成長することで、新たな仲間を惹きつけることにもつながります。拡大運動は単なる人数増加ではなく、多様な価値観や人脈が広がり、より大きな挑戦を可能にする原動力です。私たちは、会員全員が自己研鑽と行動を重ねることで組織の活力を高め、まちづくり運動の輪をさらに大きなものへと広げていきます。
このまちにさらなる活気をもたらすには、何事にも前向きに挑戦しようとする多くの人財が必要です。しかし、変化の激しい社会環境や、地域課題の複雑化により不安を感じ、一歩踏み出す勇気をもてない人も存在します。挑戦するためにはきっかけが必要で、知識やスキルを習得するだけでなく、自分の可能性に気づくことが大切です。また、仲間とともに歩むことで多様な価値観に触れることができ、広い視野をもつことができます。学びの機会はリーダーシップを養う場であり、率先して行動する力や周囲を巻き込む力を育てます。高い求心力をもったリーダーを増やし、青年会議所運動の推進力向上につなげてまいります。
私たちの運動の輪の大きさは会員数に比例します。また運動の効果も、多様な人財で溢れることでより大きなものとなります。そのため会員拡大は組織の未来をつくる重要な活動であり、特定の委員会だけが担うものではなく、会員が一丸となって取り組む必要があります。より多くの方に入会していただくには、会員全員が青年会議所の魅力を理解し、自信をもってその価値を伝えることが出来るようにならなくてはなりません。入会のメリットを一人ひとりが自信をもって伝えることは、より多くの方に青年会議所の魅力を知っていただく機会が増えることになります。青年会議所には40歳で卒業を迎えるという規則があり、常に新しい仲間を迎え入れ、その想いを次代へ紡いでいかなければ組織の継続はありません。新たな仲間が増えることで多様な価値観や人脈が広がり、事業の幅や地域への影響力も拡大します。そして、青年会議所の在籍が最後となる卒業生から、活動から得ることのできた価値観や、一歩踏み出す勇気を継承する場を築いてまいります。

新たなつながりを育み人びとからの共感を得る組織へ

人が行動する理由の多くは、モノではなく人になります。このまちがより多くの人から選ばれるためには、人と人とのつながりを一層強固なものとする必要があります。青年会議所の魅力のひとつには多様な人とのつながりがあります。来静者とのつながりを通じて生まれる出会いや交流は、私たち一人ひとりに新たな刺激や学びをもたらし、信頼と継続的な協力関係の礎となります。多くの人と関係構築することは、周囲から刺激を受けて、自らの思考に深みを与え、より前向きな気持ちへと意識を変えることが出来ます。このまちが、さらに持続可能なまちとなるために、人と人とのつながりを大切にして、多くの人と交流を図れる組織を目指します。そして、地域の課題解決や活性化といった視点をもって行動し、私たちは地域に必要とされる組織であることを確かな形で示してまいります。
近年、グローバル化はさらに加速しており、静岡市においてもその波は広がり、観光客や外国人居住者、ビジネスを通じた訪問者が増加しています。このような時代の変化に応えるためにも、静岡青年会議所が率先して来静者との交流や、国際的な交流に取り組むことが必要です。多くの人との対話や協働は、私たちにも新たな風を呼び込み、異文化理解と多様な価値観を受け入れる素地を育てていきます。また、交流は単なる一過性のイベントにとどまるものではなく、参加者一人ひとりに新たな刺激を与え、視野を広げる貴重な学びの機会となります。それがやがて、思いやりや尊重を土台とした、誰もが安心して暮らせる包摂的なまちの実現へとつながっていくのです。
広報活動は、私たちの運動の認知向上や、多くの人とのつながりを作る上で、運動への理解と共感を育む重要な手段です。静岡青年会議所は、永きにわたって地域の未来を考え、その想いや活動内容を発信してきました。しかし、情報社会の発達により、発信しているにも関わらず、情報が埋もれてしまうことがあります。届けたい人に的確に届けるためには、誰に、何を、なぜ届けるのかという視点をもつことが重要です。そうすることで一緒に取り組みたいと思ってもらえる広報を目指します。届けたい人の心に届き、共感と信頼が広がる。伝えるのではなく、伝わる。そして、誰かの共感に触れたその情報によって新たなつながりが育まれる、そんな好循環を生む広報活動を行ってまいります。

人びとから選ばれ輝く静岡の創造

人口の減少は、地域経済や行政サービスの維持に大きな影響を及ぼします。しかし、このような時代にあっても、私たちは持続可能な地域の発展を目指していかなければなりません。そのためには、私たち市民一人ひとりが地域に誇りと愛着をもち、多くの人から選ばれる魅力的なまちづくりを展開することが必要です。人と人とのつながりが強固であり、このまちの自然、文化、産業といった資源を最大限に活かすことで、人口が減少していても、新たな価値を創造し、地域の魅力を高めることができます。地域資源を活用した運動は、このまちへの誇りや愛着を育みます。人と人とのつながりを深め、多くの人との協働から魅力を生み出すことで、このまちはより豊かになります。私たちは、行政や企業、地域住民をつなぐハブとなります。
このまちをさらに輝くまちにしていくためには、多くの人との協働が必要です。しかし、世代や立場を越えてつながる機会が減少し、人と人との関わりが希薄になっている現状があります。だからこそ私たちは、多くの企業や地域を支える仲間との協働を通じて「ともに考え、ともに動く関係性」を地域の中に取り戻すことが必要です。青年世代の柔軟な発想と行動力を活かし、企業や仲間と協力して事業を展開することで、子どもから大人まで幅広い世代が関わり、喜びを感じ、地域への誇りを感じられる機会を生み出していきます。そこで得られた気づきや魅力を広く発信することで、静岡に目を向け、訪れ、関わりたいと思ってもらえる好循環を生み出します。企業との協働から新たな価値を創造し、その積み重ねによって人とまちへの愛着が深まることで、このまちの未来はより豊かで輝かしいものになると確信しています。そして青年会議所の活動によって、多くの仲間とつながることが出来たことの感謝の想いを家族へと伝え、会員と家族との更なる信頼関係を築いていきます。
まちの発展と魅力向上のためには、地域内の生活インフラの維持改善だけでなく、新幹線や空港など広域インフラのさらなる整備が必要です。東海道新幹線やリニア中央新幹線、そして静岡空港の国際線就航拡大は、静岡と首都圏、関西圏、さらには世界を結ぶ重要な基盤であり、人とモノの流れを活発化させ、地域経済や観光振興、産業の発展に直結します。さらにこれらの基盤を活かし、より多くの人びとに静岡の魅力を知ってもらい、訪れたい、選ばれたいと思ってもらえるような発信と仕組みづくりが必要です。だからこそ私たちは、未来の静岡にとって最適なインフラ整備の在り方を考え、持続可能かつ地域全体に利益をもたらす形で進めていく提案をしていく必要があります。静岡の価値を広く外に届ける取り組みを通じて、このまちの価値を最大化するまちづくり運動を展開していきます。この活動が多くの人びとから選ばれる輝く静岡へと変える原動力になると確信しています。そして私たちは、地域と世界をつなぐハブ都市として、まちの可能性を引き出してまいります。

確かな価値観を表現できる青少年の育成

現代は、技術革新や社会の変化がこれまでにない速さで進んでいます。ICTの発達や価値観の多様化に加え、まちにも国際化の波が押し寄せ、従来の常識や枠組みが通用しにくい時代となっています。このような時代で求められるのは、変化を恐れず挑戦する心をもつことです。そして、次世代を担う青少年に対しては、自分の想いを言葉や行動で表現する力を育むとともに、国際社会の中で自らの想いを発信できる人財へと成長できるような機会を提供していくことが必要です。静岡の自然や歴史、食といった地域資源を再認識し、それを世界に伝える力を養うことが、真の意味での国際化への対応につながります。私たち自身が率先して挑戦し続けることで、地域の未来を担う青少年に勇気を与える存在となり、この変化の激しい時代をともに力強く生き抜き、このまちへの誇りや仲間とのつながりを育んでまいります。
現代の子ども達は、ICTの進化とそれに伴うグローバル化によって、情報を容易に得られるだけでなく、世界中の誰とでも簡単につながれる社会に生きています。一方で、五感で感じる体験の機会は減り、人や社会と向き合いながら主体的に学ぶ力が育ちにくくなっています。この先、感情や体験までもがデータ化され、バーチャルで共有される時代が訪れるかもしれません。だからこそ、心に刻み込まれた原体験は、他者と心を通わせ自分を語る力になるはずです。そして、まちの国際化、社会の多様化が進む今、異なる価値観を受け入れる広い心と、自分の想いを伝える力が必要になります。負荷のかかる自然環境下での、国境を超えた交流や協働により困難を乗り越える中で、コミュニケーション能力を育てます。想いを発信することで、地域への誇りや帰属意識を醸成し、自信をもって自分の考えを世界へ発信していける青少年育成を行います。

むすびに

私は静岡青年会議所に入会したことで、多くの仲間と出会うことができました。仲間と時間を過ごすうちに、私の行動の動機も自分のためから、「人のため」に少しずつ変わっていきました。人に喜ばれることこそが、自らの最大の喜びであると学ぶことができました。小さなことであっても、人を想い行動することの大切さを理解することができたのです。また、初めて理事を務める際には、自分はどんな委員長であるべきかを真剣に考えました。その時に辿り着いた答えは自分が目立つことではなく、委員会メンバー一人ひとりが輝けるように導くことでした。そして、メンバーが放つ光を自身もわずかに分け与えていただけるのであれば、それで十分であると思い行動をしてきました。今度は理事長として、静岡青年会議所会員一人ひとりに輝いてもらいたい、心からそう思っています。一人ひとりが主体性をもち、リーダーシップを発揮し、誰かのために行動することで組織に好循環をもたらします。人が本当に輝く瞬間は、自分のためではなく、誰かのために行動しているときです。その積み重ねこそが人と人のつながりをより強固なものにし、組織の輝きを生み、このまちを持続可能で豊かな地域へと発展させる力になると信じています。
人が輝き、組織が輝けば、まちが輝く。その好循環の先に、私たちが目指す理想の未来があります。2026年は仲間とともに、人とのつながりを一層追い求め、協働によって人びとが輝く豊かなまち静岡の実現に向けて歩んでまいります。

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